●BACK TO DOGHEAD / SCREAMING GYPSY BANDITS 輸入CD 2,700円(税込) (PIETY STREET / PFAM1007)
商品詳細情報
プロト・パンク、NW、フリー・ジャズ、サイケ・ファンク、MX-80 SOUNDファンも! 09年リリースの未発表音源集がCDリリース!
のちにFLAT DUO JETSから、GLENN BRANCA、ED SANDERSにMX-80、R.E.M.らを手掛けるプロデューサー/アレンジャーとしても知られることになるソングライターMARK BINGHAMを中心に、69年に地元インディアナのルーズなミュージカル・コレクティヴとして結成、73年に唯一作『IN THE EYE』を残して散ったインディアナ州ブルーミントンのフォーク・サイケ・アヴァン・ロック・バンドSCREAMING GYPSY BANDITS。
70年から73年にかけて録音されたというファン垂涎の未発表音源をコンパイルした驚愕の2NDアルバム。
オリジナルの唯一作同様、同郷のアート・ロックス/ニュー・ウェーヴ・パンクス先駆けMX-80 SOUNDのBRUCE ANDERSONやDALE SOPHIEAに、ANTHONY BRAXTON QUARTET等にも籍を置くダブル・ベーシストMARK DRESSER、クラブ・ジャズ/キラー・ボッサな内容でDJ人気も高いソロ名作をMARK BINGHAMのBAR-B-Q RECORDSに残した女性シンガー・ソングライターCAROLINE PEYTONらが参加し、
BEEFHEARTな瞬間も確かに感じるフリーでフリーキーなジャズ・ロックや 早過ぎた第三世界ニュー・ウェーヴな似非エキゾ・エクスペリメンタル・パンクに乗せて 自由でクールでダルなヴォーカルが駆け抜けたるダベったりするインクレディブル・ミュージックが全19トラック。
男性リード・ヴォーカルはいい意味でラフで投げやり、正規作ではハーモニー薫っていた女性コーラスもよりフリーキーに、ESPからCONTROTIONSを繋ぎながら宇宙に脱線するアヴァンギャルド・パンク・ジャズに、ESGかESSENTIAL LOGICかというガールズ・エクスペリメンタルNW、果たして時代の何歩先をいっていたのか途方に暮れる実験エレクトロ・ミクスチャー・サウンドまで、オーガニックでサイケデリックでファンキーなフォーク・サウンド主体だった1STとは全くの別バンドのような瞬間もちらほら。時代遅れのヒッピー・コミューンが突如80年代以降に現れてしまったかのようなまさしくプロト・パンクな時空の捩れ感が溢れ出ています。MX-80 SOUNDやRESIDENTSファンにも。